昨今の自動車の長寿命化により、高耐食性防錆皮膜の需要が高まっています。特に、欧米自動車メーカーにおいてその動きが顕著であり、従来から広く用いられてきた亜鉛めっき、亜鉛フレーク系コーディングから亜鉛ニッケル合金めっきへの切り替えが進んでいます。マクダーミッド・エンソン・インダストリアル・ソリューションズの亜鉛ニッケル合金めっきプロセス ”Enviralloy”シリーズは、欧米自動車メーカーを中心に、世界中で広く採用されています。

この度、自動車部品における表面処理の動向、及び亜鉛ニッケル合金めっき皮膜特性に関する報告が、日本ねじ協会誌51巻3号(2020)に掲載されました。